奥羽山脈 8月の八幡平山域

一覧へ戻る

八幡平は湿原や広大な樹林帯、火山地帯などが多く国立公園となっています。八幡平アスピーテラインは秋田県では車で行ける一番標高の高い路線で仙北市の標高約1570m地点が最高地点です。今回はここ数年の8月の大沼周辺~八幡平山頂部の様子です。

 

以前はよく八幡平へドライブに行きましたが、車を替えてからは性能上仕方がありませんが、燃費の問題や坂道を登る力がちょっと弱くあまり無理をすると焦げ臭くなるので行く事が少なくなりました。他に近年、秋田県内では熊と車の衝突事故が多発しているのでそちらの心配もあります。野生の熊には2024年以前は10回遭遇しましたが、9回は秋田県仙北市とその周辺で他1回は北海道でのヒグマでした。2025年はひどく、数頭の親子連れなど市街地での車の運転中や歩行時に何度か遭遇しましたが、家の横の栗の木の実も食べられた痕跡が沢山ありました。秋田県内の山地でカモシカやキツネに割と出会いますが基本的に動物の方で逃げて行きますが餌をねだるキツネに八幡平で遭遇したことがあるので注意が必要です。

 

後生掛 大湯沼の泥火山地帯と秋田焼山一角の国見台を望む

 

 

(左) キキョウ科 サワギキョウ

(右) カヤツリグサ科 ミチノクホタルイ。類似するミヤマホタルイも見られます。

 

 

セリ科 オオバセンキュウ

 

 

セリ科 ミヤマセンキュウ。 本種は山地に自生することが多いですが似ているカラフトニンジンの方は北地の沿岸部が主です。

 

 

八幡平より岩手山を望む

八幡平から岩手山に続く裏岩手縦走路は眺めも良く登山者が多いですが、途中の大深岳から西に分岐し、曲崎山・乳頭山方面に至る八幡平縦走路は樹林帯が多く眺望の利く場所が少なく、登山道の整備状況も心配です。八幡平縦走路は八幡平からの縦走と葛根田川源流や玉川源流の関東沢を遡行した時など数回歩きました。

 

 

アスピーテライン 大深沢展望台より曲崎山(中央)、真昼山地の白岩岳(左後方)を望む。

過去に曲崎山一角の旧曲崎分岐~玉川上流・大深沢の又口小屋跡地付近の旧曲崎登山口に至る歩道があったようです。登山口・分岐点だった場所の位置は現地でそれぞれ確認していますが、歩道自体は廃道になっていて地図記載も見たことがありません。

他に古い登山ガイド帳を見ると過去に大白森山荘~曲崎山間に岩谷山荘があったらしく、この区間を歩いた時になんとなくこの辺では・・・?と思った場所はありましたがよく分かりませんでした。

 

 

ワスレグサ科 ニッコウキスゲ。 例年は既に花期が過ぎる8月中旬のお盆の頃でもまだ盛りのこともあります。

 

 

ツツジ科 スノキ属 オオバスノキ。 鐘形の小さな花を咲かせます。

 

 

ツツジ科 スノキ属 ヒメウスノキ。 壷形の小さな花を咲かせます。独特な枝ぶりの小さな木で花期が早く雪解け次第で、葉が展開しないうちに咲き始めます。

 

 

ツツジ科 スノキ属 クロウスゴ。 壷形の小さな花を咲かせます。

 

 

キク科 ヤマハハコ 雌雄異株。山麓の川原では葉が更に細かく茎も多く分岐するカワラハハコも自生します。

 

 

ホシクサ科 ミヤマヒナホシクサ(アズマホシクサ) 湿地に生える極小さな植物です。

 

 

八幡沼

 

 

八幡沼畔に咲くエゾオヤマリンドウ

 

 

アスピーテライン 大深沢展望台より畚岳(左)、秋田駒ヶ岳(中央)と玉川源流域を見下ろす。

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

奥羽山脈 真昼山地北部の沢歩き

一覧へ戻る

 岩手・秋田県にまたがる奥羽山脈 真昼山地北部 通称和賀山塊エリアの真木渓谷、堀内沢、生保内川各流域を遡行した時の一部をまとめました。沢では写真を撮る余裕がありませんので白飛び写真も多々あります。

 沢登りの技術は私自身あまり無い為、登山道を歩く山歩きや残雪期の尾根歩きなど一般的な登山とは「山歩き」という点では共通していますが、それらとはまた別のスポーツとして捉えています。

 沢登りを始める前は普通の登山や積雪期の尾根の縦走や藪漕ぎ登山が主でした。後に沢登りをする職場の先輩方々に出合い、道具を揃え連れて行ってもらいました。初めの頃に思ったのが登山道や尾根歩きとはあまりにも違い、険しい地形や重い荷物を背負い急流の滑る石の飛び石通過や滝の険しい迂回、冷水に胸まで水に浸かったり流されそうになる恐怖などで山の洗礼を受けました。夜、沢沿いに張ったテントの中では明日も無事でいられるか頭の中は不安だらけなのと、寝ていると沢のごう音が大雨や増水と錯覚してしまい余計に不安が増してきます。これまでの自分の登山経験は意味がないと思ったくらい衝撃的でした。

 

真木渓谷

(上・下) 真木渓谷 斉内川本流のゴルジュ (上流より) / 真木橋~袖川沢出合間

水量が多く、流れの強い瀬の部分では流されるのではないかとヒヤヒヤします。

 

(上) 往復とも左岸の水際をへつって通過しました。

 

 

真木渓谷 斉内川支流 七瀬沢 (七瀬沢出合~七瀬大滝間)

やや通過しにくい箇所もありました。

 

 

堀内沢流域

堀内沢は和賀岳や朝日岳方面から流下し、夏瀬ダムや夏瀬温泉付近で玉川に合流する大きな沢です。

堀内沢支流 朝日沢  (朝日沢出合より) / 6月

堀内沢の取水口堰堤から本流を遡行すること50~60分、朝日沢出合に着きました。

 

 

堀内沢支流 シャチアシ沢 / 7月

朝日沢出合から堀内沢を約800m遡行すると左岸に白岩岳から流下するシャチアシ沢が合流しますが、この沢の奥に100m級のシャチのひねり滝があります。大滝に至る途中、幾つか滝や淵を通過しますが、写真もその一部でここは中央の黒い岩盤の溝を上り下りしました。シャチアシ沢出合から大滝の下まで約30分掛かりました。大滝は日差しの関係で分かりづらい写真になりましたので載せませんが、ネットで他の方々の写真が見られます。白岩岳から錫杖の森に行く尾根の一角にも鯱足(シャチアシ)という地名が以前の案内図にありましたが、特に何も無く知らずに通過してしまいます。

 

 

堀内沢の沢床に通称「熊頭」または「ワニ奇岩」などと呼ばれる岩があります。熊の頭に似ていますが今は一部欠けたようです。(朝日沢出合~マンダノ沢出合間) / 6月

 

 

堀内沢に突き出ている岩で通称「三角錐岩塔/やり岩/サイの角」などと呼ばれています。(朝日沢出合~マンダノ沢出合間) / 6月

 

 

堀内沢支流 マンダノ沢

夏瀬から3~4時間ほど堀内沢を遡行し辿りつく堀内沢最大の支流です。マンダノ沢に入ると蛇々淵までゴーロ帯を伴う急流が多かったです。

マンダノ沢 二条の滝 / 6月

右岸の崖っぷちを大回りで越えます。

 

 

マンダノ沢 蛇々淵 (蛇体淵) / 6月

美しい淵ですが今は流木で埋まっているそうです。

 

 

生保内川流域

最源流は朝日岳から始まり、生保内発電所付近で玉川と合流します。

生保内川支流 堀木沢 / 8月

生保内川の支流で国見峠から流下し、下流部は国道46号線やJR田沢湖線の橋が架かっています。上流部に屏風のように岩がうねったような滝がありました。高さは3~4m位だったと思いますが、登れそうで登れませんでした。

 

 

生保内川支流 シトナイ沢

(上 左右とも) シトナイ沢中流部 / 8月

下流部は砂防堰堤が多く、中流部から上は沢巾が狭く沢巾いっぱいに水が流れているので増水すると尾根に逃げることになりそうです。以前見た釣りの本では中流部に「通らず」の記載があり、その場所がよく分かりませんが、この時は気付かず通過しました。上の写真の何れかがそうなのかも知れません。

 

 

シトナイ沢上流の615m地点が二又となります。上流に向かい左の左又がヒカバ沢、右の右又が高倉沢と言うようです。

(左) ヒカバ沢 (左又) 。二又から距離で500m近く遡行した場所で滝が3連続しています。ここの少し手前の左岸に志度内畚から流下する険しい沢が合流しますが、その沢を自力での登攀限界の場所まで登ってみました。頭上には天を衝くかのような垂直の大きな滑滝が輝いて見え、神々しかったです / 8月

(右) 高倉沢 (右又) / 8月

 

 

志度内畚南側尾根より志度内畚西面 / 8月

 

 

生保内川支流 オソダテ沢

オソダテ沢を遡行し県境の五番森北の986m独標付近に登り詰めました。上流に行くほど山が切り立ち、滝も多くなりますが迂回するほうが危険で、すべて直登しました。源頭部は火口壁の一部みたいな険しい地形になっており、立っていても地面に手が付く崖ですが登り切りました / 8月

 

 

オソダテ沢源頭より北側の県境稜線、地森、秋田駒ヶ岳方面です / 8月

 

 

(左) 生保内川上流の魚止 / 9月 シトナイ沢出合から計測すると約10km上流が生保内川の魚止です。志度内畚の東側辺りにあり、左岸の崖っぷちを大回りで越えますが危険を伴います / 9月

(右) オオバコ科 ミチノククワガタ (生保内川源流域) / 6月

 

 

モッコ岳 (標高1277.1m) 。登山道は無く岩手県の西和賀町貝沢から残雪期に登るのが一般的となっています。

モッコ岳頂上より志度内畚東面 / 9月

 

 

モッコ岳頂上より朝日岳 / 9月

 

 

沢登りでは歩行バランスがかなり重要なのも痛感しました。私は良い方ではないですが、通常の登山では意識することはありませんでしたが、沢ではかなり意識します。バランスボールに立てると沢のゴーロ帯などリズミカルに歩けるかと思いました。

 

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

秋田駒ヶ岳~乳頭山の植物 (5月中旬~6月中旬)

一覧へ戻る

岩手・秋田県にまたがる秋田駒ヶ岳~乳頭山山域は火山や高山性草原・湿原・樹林帯など変化にとんだ景色が広がり高山植物も多く見られます。八幡平とともに秋田県の中でも山岳景観が素晴らしい場所だと思います。夏場は登山者で渋滞しやすいですが、今回は平地の春にあたる5月中旬~6月中旬の様子です。

 

新緑のブナ林 (6月)

 

 

ブナの雄花 (5月)

 

 

乳頭山頂上 (標高1478m)。芽吹き前は岩肌がより際立っています。 (5月)

 

 

乳頭山より田代平を見下ろす。この時はまだ残雪が多く、特に下山時は田代平から孫六尾根の中腹辺りまで登山道を外しやすく、広い尾根を左右ジグザグに移動し、道を探しながらの下山で迷いやすかったです。天候が良ければですが、むしろ完全に残雪の方が藪漕ぎも無く見通しが効いてまだ歩きやすかったと思います。 (5月中旬)

 

 

ツツジ科 ガンコウラン 雄株。花期が早く、他の植物がまだ咲かない時期に花を咲かせます。 (5月)

 

 

ツツジ科 イワナシ。花期が早く、深山~亜高山帯に多いですが里山の身近な場所で見ることもあります。 (5月)

 

 

乳頭山北東の滝ノ上コースより乳頭山(右)と笊森山。この辺りは風衝地になっており、ガンコウランが群生し今が花期なので山頂から下って寄ってみました。 (5月)

 

 

バラ科 タカネザクラ (6月)

 

 

(左) カバノキ科 ダケカンバ (6月)

(右) カバノキ科 ミヤマハンノキ (6月)

 

 

ヤナギ科 ミヤマヤナギ 雄株 (6月)

 

 

クサスギカズラ科 マイヅルソウ。平地から高山まで広く見られます。 (6月)

 

 

ユリ科 ツバメオモト (6月)

 

 

シュロソウ科 ショウジョウバカマ。基本的に桃花ですが標高の高い場所では朱色や緋色など赤系花も多く見られます。 (6月)

 

 

(上・下2画像) キンポウゲ科 シラネアオイ (6月)

花色に濃淡があります。上の写真左の濃色は少ないですが、咲き進むと薄くなっていくと思います。

 

 

バラ科 シウリザクラ。よく見かけるウワミズザクラより葉・花穂とも大きいです。 (6月)

 

 

ツツジ科 コヨウラクツツジ (6月)

 

 

キンポウゲ科 ミツバオウレン (6月)

 

 

熊見平付近よりムラサキヤシオツツジと湯森山。秋田県では低山から高山まで見られるツツジです。 (6月)

 

 

カヤツリグサ科 コタヌキラン。標高の高い場所に自生し群生します。(6月)

 

 

カヤツリグサ科 ヒメスゲ。秋田県内では低地から高山まで見られます。 (6月)

 

 

カヤツリグサ科 タカネクロスゲ (6月)

 

 

バラ科 ミヤマキンバイ。葉は通常は3出複葉なので3小葉ですが、写真の個体は掌状複葉のようになる5小葉の通称「五葉ミヤマキンバイ」です。時折見られますが株全体が3か5小葉のどちらか一方になることが多いと思います。 (6月)

 

 

ムクロジ科 ナンゴクミネカエデ 雌雄異株 (6月)

 

 

ミズキ科 ゴゼンタチバナ。ヤマボウシを小型にしたような花を咲かせます。(6月)

 

 

ツツジ科 アカモノ。深山や亜高山帯に群生します。アカモノに対する名前のシロモノ(シラタマノキ)も自生します。 (6月)

 

 

キンポウゲ科 コミヤマハンショウヅル 。雌雄異株かも知れません。(6月)

 

 

スミレ科 ウスバスミレ。亜高山帯でよく見かけるスミレです。(6月)

 

 

スミレ科 ミヤマスミレ。低山から高山まで見られ、葉に綺麗な斑が入る個体も見られます。 (6月)

 

 

イワウメ科 イワカガミ (6月)

 

 

アブラナ科 イワテハタザオ (6月)

 

 

カヤツリグサ科 ショウジョウスゲ。低地から高山まで見られ、高山でも群生が見られます。 (6月)

 

 

カヤツリグサ科 イワスゲ。上に掲載のショウジョウスゲとともにスゲ属 イワカンスゲ節に分類され、両者はやや似ていますがイワスゲは秋田県内では自生地がごく限られるようです。周辺の山では岩手山にも自生するとあります。 (6月)

 

 

バラ科 ミヤマダイコンソウ (6月)

 

 

乳頭山より駒ヶ岳と田沢湖を望む (6月)

 

 

(左) スミレ科 オオバキスミレ。小型のオオバキスミレが山の一角に小群生しており、ナエバキスミレにも似ている個体です。真昼山地の羽後朝日岳でもこのような個体が見られました。 (6月)

(右) イワウメ科 ヒメイワカガミ。基本的に白い花を咲かせます。周囲にエゾツツジの緑葉も多く写っています。 (6月)

 

 

ツツジ科 クロウスゴ。野生のブルーベリーの一種です。 (6月)

 

 

多数の池塘からなる千沼ケ原。遠景は八幡平・大深岳の山並みです。 (6月)

 

 

ツツジ科 コメバツガザクラ。風衝地や岩上に群生します。 (6月)

 

 

ツツジ科 ミネズオウ (6月)

 

 

イワウメ科 イワウメ。岩にマット状に張り付くように生えています。(6月)

 

 

横長根より姿見ノ池と駒ヶ岳 (男岳、女岳) (6月)

 

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)

こんにちは。いつもブログ「f kosakaiの自然観察」をご覧いただきありがとうございます。新規投稿時もこの「f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」のブログも更新していきます。新規投稿を重ねると、この一覧ページも後ろの方に表示され見つけにくくなりますが、当ブログに「カテゴリー別 記事一覧」のリンクを貼っていきます。

 

カテゴリー一覧

(カッコ内は掲載数ですが重複もあります。下のカテゴリーをクリックされますと各記事一覧へジャンプします(ページ内リンク)。)

 

 

湖沼・海

透明度が高く印象的だった海と湖沼 各3選

北の風景 北海道 宗谷地方

カテゴリー一覧へ

 

植物分類

スイカズラ科 タニウツギの仲間

ツツジ科 ウラジロヨウラク

カテゴリー一覧へ

 

秋田県 県南

(美郷町ラベンダー園 / 6月)

早春の花 スプリング エフェメラル キクザキイチゲ (秋田県 県南編) 公開終了しました

秋田県仙北市 角館の桜 公開終了しました

秋田県 田沢湖 四季折々の花 (春編) 公開終了しました

美郷町ラベンダー園

カテゴリー一覧へ

 

奥羽山系 真昼山地

(ミチノククワガタ 真昼山地 / 5月)

真昼山地 (和賀山塊) 朝日岳・志度内畚回想 new

真昼山地 和賀山塊 小滝山登山 (5月上旬)

和賀山塊 真木渓谷支流 小堀内沢プチ遡行

和賀山塊 真木渓谷支流袖川沢遡行 (6月)

奥羽山脈 和賀山塊 ~みちのくの小黒部 真木渓谷 下流部から上流までの遡行記 (7月)~  公開終了しました

盛夏の和賀山塊 和賀岳

奥羽山脈 和賀山塊 ~根菅岳~治作峠~和賀岳 8月、猛暑のヤブ漕ぎ縦走~ 公開終了しました

和賀山塊 羽後朝日岳 部名垂沢ルート (8月 遡行編) 公開終了しました

和賀山塊 羽後朝日岳 部名垂沢ルート (8月 雲上の花編) 公開終了しました

奥羽山脈 真昼山地北部の沢歩き

カテゴリー一覧へ

 

奥羽山系 秋田駒ヶ岳・乳頭山界隈

(秋田駒ヶ岳 金十郎長嶺より和賀岳 / 3月上旬)

秋田県仙北市 生保内川支流 六枚沢遡行

自然の豊かさを満喫する ~仙北市 乳頭温泉郷 界隈散策記~

秋田駒ヶ岳~乳頭山の植物 (5月中旬~6月中旬)

カテゴリー一覧へ

 

奥羽山系 八幡平界隈

(八幡平より岩手山を望む / 11月中旬)

秋田八幡平 6月の大沼

奥羽山脈 8月の八幡平山域

カテゴリー一覧へ

 

鳥海山

 

 

夏、鳥海山の花々

カテゴリー一覧へ

 

北海道

(根室市 納沙布岬 / 9月)

北の風景 北海道 宗谷地方

カテゴリー一覧へ

 

 

和賀山塊 真木渓谷支流袖川沢遡行 (6月)

一覧へ戻る

袖川沢は奥羽山系 和賀山塊の真木渓谷の支流の沢です。今回は袖川沢と上流の竹ノ沢を遡行し、錫杖の森東側の喜左衛門長根の尾根に至り、小杉山を経て登山道を下りました。

 

 

袖川沢 (袖川園地の駐車場~大杉沢出合間)

暫く広い川原が続きますが大杉沢出合との中間辺りから沢巾が狭くなり渓流らしくなってきます。初夏のこの時期はウォーターソックスを履いていないと慣れるまで足がしびれる冷たさです。

 

 

今回のルートです。駐車場から袖川沢を遡行し、キトノ沢・一泊ノ沢に寄ってから竹ノ沢を詰めて喜左衛門長根の稜線に至り、小杉山を経て登山道を真木渓谷に戻りました。

 

 

袖川沢 (袖川園地の駐車場~大杉沢出合間)。周辺の岩場には見るべき植物も多いですが、遡行中の撮影や記録は手も常に濡れていることもあり、なかなか面倒になります。

 

 

袖川沢。大杉沢出合を過ぎると釜を持った小滝が現れます。魚止のような景観ですが魚止はもう少し上流です。

 

 

小滝を越え、更に魚止を過ぎると左から白岩岳方面から流下するキトノ沢が合流します。左がキトノ沢で右は朝日又沢です。水量はどちらも同じように見えますが右の朝日又沢が本流かと思います。キトノ沢遡行は自分の技量では難しいですが、少しだけ覗いてみました。

 

 

キトノ沢

出合から間もなくの所にある3mの滝です。写真左の岩をトラバースして滝の上に出ましたが足場は悪いです。

 

 

キトノ沢

3mの滝を越え、右にカーブした先にある10mの滝です。キトノ沢はここで引き返し、今度は朝日又沢を遡行しました。

 

 

朝日又沢を遡行した先、竹ノ沢と一泊ノ沢合流点 (標高432m独標)。竹ノ沢が小滝となって合流します (一泊ノ沢上流側より)。

 

 

今度は錫杖の森から流下する一泊ノ沢に入りました。

一泊ノ沢より錫杖の森を見上げます。

 

 

更に錫杖の森直下まで登ってみました。直下まで来ると同山頂部も見えなくなりますが、谷の左側上が錫杖の森頂上となります。傾斜もきつく、谷は雪渓で埋まっていましたが、ルンゼとなって稜線に突き上げているように見えました。その先、更に登り続けても垂直の崖になりそうで身動きが取れない状況になりそうなので稜線には挑まず引き返し、今度は竹ノ沢を遡行しました。

 

 

竹ノ沢に入ります。

竹ノ沢。時折、数メートルの滝が現れます。

 

 

(写真上・下) 竹ノ沢源流まで登ってきました。源流部になると滑滝が続き周囲の樹木も覆いかぶさってきます。

 

水が枯れてから喜左衛門長根の稜線まで直ぐですが泥の急斜面になっており、滑って登りづらく少し苦戦しました。稜線からは小杉山に登り、薬師岳を経て登山道を下りました。

 

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

盛夏の和賀山塊 和賀岳

一覧へ戻る

こんにちは。いつも今の時期に関係なく気まぐれのテーマで書いておりますが、今回は盛夏の和賀岳です。岩手・秋田県境に位置する和賀岳は標高1439mで真昼山地(狭くは和賀山塊)の最高峰です。上部は森林限界を超え、展望も良く高山植物も綺麗です。比較的奥深い山で、そこそこ体力が必要なので私は地元ながら10数回程とそんなに多くは登っておらず、むしろ北隣の羽後朝日岳に登るほうが多いです。朝日岳は和賀岳より急峻で標高差は同じくらいですが距離が短く短時間で頂上に立てるのが理由です。しかし、沢登りにある程度慣れていなければ朝日岳の方は厳しいので、どちらに行こうか迷った時は和賀岳に登った方が良いです。沢では水音で鈴の音は全く届かず見通しも悪いので熊のリスクも大きいかと思います。

7中旬~8月中旬の盛夏の真木渓谷からの和賀岳の風景を掲載します。和賀岳登山道はその年によって藪化する場合もあります。植物は当掲載画像だけでは同定不可な種も含むことをご了承ください。

 

キク科 トウゲブキ (7月)

 

 

薬師平より薬師岳。白い花はセリ科のミヤマトウキのようです。 (8月)

 

 

和賀岳頂上よりニッコウキスゲ(ゼンテイカ)と白岩岳を望む。 (7月)

 

 

ムクロジ科 テツカエデ (広義) (7月)

 

 

オオバコ科 ヤマルリトラノオ (8月)

 

 

セリ科 ミヤマトウキ。平地から高山まで見られます。 (8月)

 

 

(左) セリ科 オオカサモチ (7月)

(右) セリ科 エゾノヨロイグサ (8月)

 

 

キク科 オニアザミ (7月)

 

イネ科 ノガリヤス属 オオヒゲガリヤス。一段下がった場所にヒゲノガリヤスに似る個体も見られました。後方の葉はニッコウキスゲの葉です。 (7月)

 

イネ科 ヌカボ属 コミヤマヌカボ。一見、ノガリヤス属に似ています。ミヤマヌカボも自生すると思いますが、観察したものはコミヤマヌカボの方の特徴に一致しています。 (7月)

 

 

小鷲倉より和賀岳を望む。 (7月)

 

 

キキョウ科 ハクサンシャジン (8月)

 

 

マメ科 イワオウギ (7月)

 

 

カヤツリグサ科 ナガボノコジュズスゲ (7月)

 

 

和賀岳頂上よりニッコウキスゲとモッコ岳 (中央) 。(7月)

 

 

タデ科 イブキトラノオ (8月)

 

 

イネ科 カニツリグサ属 チシマカニツリ。桃花はハクサンフウロです。 (8月)

 

 

(左) リンドウ科 タカネセンブリ (8月)

(右) タデ科 ムカゴトラノオ。咲き進みのように見えますが下の方はムカゴで元々花は咲いていなかったようです。 (7月)

 

 

和賀岳北方のひょうたん池の湿地と和賀岳を望む。ここまで来るには灌木のヤブ漕ぎを強いられます。掲載写真は北方の根菅岳からヤブ漕ぎ縦走して来た時のものです。 (8月)

 

 

ツツジ科 アオノツガザクラ (7月)

 

 

キンポウゲ科 シナノキンバイ (7月)

 

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

ツツジ科 ウラジロヨウラク

一覧へ戻る

ツツジウラジロヨウラク

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。今回はウラジロヨウラクですが、鐘形の小さなかわいらしい花を咲かせる植物です。秋田県では低山から高山まで見られ、萼が長いガクウラジロヨウラクと呼ばれるタイプが多いです。葉の裏が白っぽいですが、表もシルバーリーフのような色の葉をつける個体もあって綺麗です。これまで山中で撮りためた花の色違いを掲載します。

 

 (秋田県 八幡平 7月)

 

 

赤に近い濃色花 (秋田県 八幡平山系 秋田焼山 6月)

 

 

この色合いの花が最も多いように思います。 (秋田県 八幡平山系 秋田焼山 6月)

 

 

サーモンピンク花  (秋田県 八幡平山系 秋田焼山 6月)

 

 

僅かにピンク掛かる酔白花  (秋田県 八幡平 6月)

 

 

白花 (岩手県 栗駒山 7月)

 

 

萼が際立って大きな個体  (秋田駒ヶ岳 6月)

 

 

コヨウラクツツジウラジロヨウラクの半分位の大きさの花で、赤と黄色のツートンの壷形の花を咲かせます。 (秋田県 秋田駒ヶ岳 6月)

 

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

秋田八幡平 6月の大沼

一覧へ戻る

大沼は岩手・秋田にまたがる八幡平の秋田側の中腹に位置します。花の時季では6月のレンゲツツジの咲く頃が最も華やかです。当たり年の時はワタスゲの群生も見事です。

(過去6月の様子をまとめて掲載しております)

 

大沼とレンゲツツジ

 

 

(左上) リンドウ科 タテヤマリンドウ。春咲きのリンドウです。

(右上) カヤツリグサ科 グレーンスゲ。周辺の山中によく似たナガボノコジュズスゲと思われる個体も見受けられます。

 

 

ミツガシワ科 ミツガシワ。秋田県内では低地~高山の池塘に見られます。雌蕊の花柱が長いものと短いものと2タイプあります。

 

キンポウゲ科 ツルキツネノボタン

 

(左上) カヤツリグサ科 アゼスゲ。低地でも多く見られます。

(右上) カヤツリグサ科 サドスゲ

 

ツツジツルコケモモ

 

カヤツリグサ科 カワズスゲ。低地の湿地に生えるヤチカワズスゲを小型にしたような植物です。

 

スイレンコウホネ

 

カヤツリグサ科 ヤラメスゲ

 

カヤツリグサ科 トマリスゲ (別名ホロムイスゲ、クロスゲ)。中には変異の範囲内なのか別種か他種との雑種なのか判らない謎の個体も見受けられました。

 

カヤツリグサ科の不明種。ハクサンスゲかヒメカワズスゲのどちらかだと思います。ハクサンスゲの方かと思いますがよく判りません。

 

ツツジ科 イソツツジレンゲツツジ。イソツツジは大沼界隈では他に玉川温泉後生掛温泉にかけての硫黄地帯や噴気孔周辺に群生が見られます。青森県下北半島の恐山の群生は見事です。

 

(左上) ワスレグサ科 ゼンテイカ (別名ニッコウキスゲ)

(右上) シュロソウ科 コバイケイソウ

 

カヤツリグサ科 ワタスゲの群生

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

真昼山地 (和賀山塊) 朝日岳・志度内畚回想

一覧へ戻る

志度内畚(標高1,290m)は家から僅かに見え、小さい頃から存在は知っていましたが、名前は知りませんでした。 10代半ばの早春に旧田沢湖町生保内へ行った時に際立つ急峻な雪山が目に焼き付き、それが朝日岳や志度内畚の山々と知りました。絶対に登りたいと想うようになり、ついに17歳の時の5月に残雪とヤブ漕ぎを経て朝日岳の頂上に立てた時は嬉しかったです。初めて見る途中の景色にも感動しました。その数年後、隣の志度内畚や二ノ沢畚にも登ることが出来ました。その後入社した職場に沢登りの師匠がおり、基本を教わりました。以降は沢歩きもしながら積雪期では見られない念願のフラワーウォッチングをしながら朝日岳に登るようになりました。

 

志度内畚頂上から北東尾根を800m程下った所にあるピーク付近より (1997.03.中旬)

撮影地のこの場所は大ゴ沢岳・オンコ沢岳などともいわれているようです。

写真右が志度内畚とその北面です。中央後方付近の山は朝日岳から志度内畚に続く尾根です。左端は県境に位置する大荒沢岳1312.8mです。

 

写真は二度目の志度内畚のもので、その行程は向生保内林道入口の廃棄物処分場ゲート付近に駐車し、そこから非除雪の林道を下り、八木沢橋の背後から直に尾根に取り付きました。

ワカンで登りましたが、中腹までは硬雪でしたが中腹からは新雪で膝位のラッセルとなりました。天候は良かったですが頂稜部になると硬い氷雪に変わり、地吹雪となりました。

駐車地から志度内畚頂上まで休憩を含み5時間半近い行程でした。

山頂一帯は無積雪時は胸元ほどの灌木が密生し身動きが大変ですが今回は良かったです。

志度内畚頂上を昼前に立ち、北東・北方向に延びる生保内川とシトナイ沢に挟まれた尾根を延々と歩き、生保内川とシトナイ沢の合流点に下り立ちました。生保内川を徒渉し更に歩き、徒歩のゴール地点の仙岩峠の茶屋に夕方到着しました。峠の茶屋からは早朝にデポした自転車で車に戻りました。

この頃の地元のニュースといえば数日後、この山の麓を走る秋田新幹線が開業しました。いまだにこの列車には地元~盛岡間しか乗ったことはありませんが・・・。

 

この頃は書店に2.5万図の地図を買いに行ったり、資料を得るために書店や図書館、営林署(森林管理署)などによく足を運びました。

今のようにネットや携帯電話ですらまだ普及しておらずポケベルの時代で簡単に多くの山岳情報を得られる今とは違い、逆に探検をしている感が強く、ワクワクしていた時期だったと思います。

志度内畚周辺は里から結構奥まった場所で登山道も全くありませんが、以前から小さな沢や尾根も既に踏み入れられており、未踏の場所はほぼ無いと思います。そのマタギの方や屈強な先人の方々に尊敬の念を抱いております。

 

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

真昼山地 和賀山塊 小滝山登山 (5月上旬)

一覧へ戻る

小滝山は秋田県大仙市の真昼山地 和賀山塊にそびえる標高約1,110mの山です。
登山道はありませんが、残雪期に北隣の白岩岳や西側の小滝ダム方面からは比較的登れます。

西側の横手盆地からは北隣の白岩岳と並び、穏やかな山容が望まれます。しかし南東側は急峻に切れ落ちる箇所もあり、白岩岳東側の錫杖の森に似ているようです。

岩岳登山道を登り、白岩岳から小滝山へ縦走しました。

 

小滝山南側尾根のの992m独標ピークより小滝山を見る(頂上は左奥の更に奥まった場所で見えない) (5月上旬)。この時は小滝山頂上から992m付近の様子を見に残雪とヤブ漕ぎを経てここまで下ってみました。
尾根を上から下ってくると少々ルートが分かりにくいのと、側の斜面がすごく切れ落ちており、コケたら相当滑落しそうでした。
友人を頂上で待たせていたので、また直ぐ頂上へ登り返して西側尾根を小滝ダム方面へ下山しました。

 

 

小滝山頂上の南側にある務沢三角点。頂上にはオオイワウチワの花が咲いていました。
山頂部は南北二つの同程度の高さのピークからなり、頂上は南峰の方だと思います。

 

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

秋田県仙北市 生保内川支流 六枚沢遡行

一覧へ戻る

六枚沢は秋田県仙北市の仙岩峠付近を流れる生保内川の支流です。熊ノ台、笹森山、国見峠の山々に源を発します。下流は国道46号線の仙岩道路 宝風橋やJR田沢湖線が通っています。4月下旬に遡行しました。

 

 

六枚沢中流部の巨岩

 

 

六枚沢の謎の洞窟

数m入ったところで崩れていました。何かの試掘の跡か、地元の博物誌には六枚沢の伝説の山賊の岩屋が記載されていますが、これがそうなのか不明です。 (11月撮影)

 

 

標高約510mで俎板沢が右から合流します。中央は笹森山に続く尾根です。

 

 

六枚沢上流部のジャンプしている滝

 

 

六枚沢のジャンプ滝の左岸を巻いているところです。

俎板沢出合を過ぎた六枚沢本流は滝や残雪が多くなり、その都度シビアな迂回を強いられ危険を伴うようになり、うんざりしてきました。このまま引き返すのも勿体なかったので六枚沢上流部の左岸から急斜面を登って笹森山の南西尾根に取り付き、笹森山を往復してみました。下りは笹森山南西尾根をそのまま下り、俎板沢出合に下り立ちました。

 

 

支流の俎板沢。出合付近にある大滝

 

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

自然の豊かさを満喫する ~仙北市 乳頭温泉郷 界隈散策記~

一覧へ戻る

初夏の頃、仙北市乳頭温泉郷、旧乳頭スキー場付近から周辺を散策しながら一本松温泉跡辺りまで歩きました。

 

新緑のブナ林

 

 

ミヤマカタバミ。ヒョウノセンカタバミと呼ばれていましたが、今は両種の区別されていないみたいです。

 

 

一本松温泉の野湯。温い時もあるようですが、この時は熱く42度以上はありました。入浴すると沈殿物が巻き上がり、白濁湯&褐色となります。

 

 

一本松温泉の周囲に生えるヤマタヌキラン。何故か硫黄地や噴気孔周辺のみに見られる植物です。

 

 

バイカモ。浅い水中に生える植物です。この辺りでは7~8月が花盛りですが、5月でもちらほら花を見かけます。

 

 

ツルキツネノボタン。奥山の湿地やブナ林内に生える植物。

 

 

トガクシソウ(トガクシショウマ)。奥山の沢沿いに生える植物です。結構なヤブ漕ぎでした。

 

 

乳頭温泉郷は観光地ですが、周辺の山々は熊が生活している地域ですので単独での入山は控えた方がよいです。

私も以前、黒湯近くの空吹湿原の山中で単独で植物撮影中、10分ほどしゃがんで撮影していた後に背後を振り向いたら10m近く離れた草むらに1.5m位の大きな熊が座っていてじっと私を見ていました。偶々、鈴や熊除けスプレーなど何も持っておらず完全に無防備でしたが、とりあえず刺激しないように後ずさりしていたら主の方も奥に去って行きました。ミズバショウが多数踏まれていましたので、これを食べに来ていたようです。再び直ぐには熊は戻って来ないと思い、また暫くここで撮影していました。

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ

 

 

 

和賀山塊 真木渓谷支流 小堀内沢プチ遡行

一覧へ戻る

小堀内沢は秋田県大仙市の東部、和賀山塊 真木渓谷の下流部右岸に合流する沢です。小滝山や扇形山などから流下します。4月下旬、少しばかり遡行してみました。

 

小堀内沢。斉内川合流点付近の堰堤。この近くに斉内川対岸に渡る古い吊橋跡がありました。

 

 

(左上) 小堀内沢下流部の瀬 / (右上) 小堀内沢下流部の小滝

 

 

堰堤から1.2km程遡行したところで突如、本流に二段の大きな滝が現れました。

(左上) 小堀内沢本流の二段の大滝 / (右上) 巻こうとしている最中から上段の滝

 

右岸から上段滝の落口付近に巻けそうで取り付きましたが意外と切り立っており、側の急斜面は直登出来ますが、なかなか上流方向にトラバース出来ずに沢からどんどん離れて行ってしまいました。大分下に沢が見える所まで登ってしまいましたが、愛犬も連れていたので無理をせず早くも撤退しました。

後日、小堀内沢の堰堤に行った時に山菜取りの人がいたので聞いてみたら、あの滝は左岸から巻けるとの事ですが、私が想像するにはシビアな迂回になりそうです。その後は行っていませんが、地図を見ると大滝を越えても沢登りの技量不足の私ではまた直ぐ行き詰ってしまいそうです。

 

 

 

f kosakaiの自然観察 (カテゴリー別 記事一覧)」へ